Presentation Information
[2106-07-01]Tunnel construction for the Hokkaido Shinkansen Project
○Atsumi Isogai1, Takeshi Ejima1 (1. Japan Railway Construction, Transport and Technology Agency)
司会:児玉淳一(北海道大学)
Keywords:
Hokkaido Shinkansen,tunnel excavation,difficult geological conditions
北海道新幹線は現在,新函館北斗・札幌間の約211.9kmの整備を行っている.現在整備を行っている区間では17本,168.9kmのトンネルが建設される.これは全延長の約80%にあたる.
多くのトンネル工区においては順調に掘削が進んでおり,全体の掘削率は85%を超えている.しかしながら,著しい地質不良が続く渡島トンネルや,岩塊が出現している羊蹄トンネルなど,掘削が難航しているトンネルも存在する.
渡島トンネルでは,断層により崩れやすい破砕帯の存在や,水を吸収すると膨張してトンネルの変形を助長する地質への対応として,事前の崩落防止対策やトンネル変形に強い構造への変更などを行いながら掘削している.また,羊蹄トンネルはSENSと呼ばれる,シールド機と場所打ちコンクリートを併用した施工を行っているが,山体崩壊等によって山麓に分布している巨礫が想定以上に大きく,シールド掘進が難航している.
本稿では,北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)の進捗状況を紹介するとともに,掘削が難航している渡島トンネルや羊蹄トンネルにおける課題と,これまでの対応について紹介するものである.
多くのトンネル工区においては順調に掘削が進んでおり,全体の掘削率は85%を超えている.しかしながら,著しい地質不良が続く渡島トンネルや,岩塊が出現している羊蹄トンネルなど,掘削が難航しているトンネルも存在する.
渡島トンネルでは,断層により崩れやすい破砕帯の存在や,水を吸収すると膨張してトンネルの変形を助長する地質への対応として,事前の崩落防止対策やトンネル変形に強い構造への変更などを行いながら掘削している.また,羊蹄トンネルはSENSと呼ばれる,シールド機と場所打ちコンクリートを併用した施工を行っているが,山体崩壊等によって山麓に分布している巨礫が想定以上に大きく,シールド掘進が難航している.
本稿では,北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)の進捗状況を紹介するとともに,掘削が難航している渡島トンネルや羊蹄トンネルにおける課題と,これまでの対応について紹介するものである.
