Presentation Information
[P064C]Resourcization of Vanadium-Containing Smelting Slag via Hydrometallurgical Methods
○Sayaka Fujita1[Student presentation: Master’s course], Ilhwan Park1, Marthias Silwamba2, Mayumi Ito1 (1. Hokkaido University , 2. University of Zambia)
Keywords:
Vanadium,ISF slag,Leaching
バナジウム(V)は、鉄鋼への添加物を中心に、触媒や合金など多くの工業製品に使用されている。また、電気自動車の充電スタンドの蓄電池としてバナジウムレドックスフロー電池(VRFB)の利用が注目されているほか、電気自動車の普及と相まってVの需要は今後さらに増加すると予測される。しかし、世界のV生産の90%以上が中国、ロシア、南アフリカの3か国に集中しており、各国の情勢により供給リスクに直面する可能性が高い。このような背景から、Vの安定供給を実現するためには、供給源の多様化が必要である。ザンビアのカブウェ鉱山では、過去にImperial Smelting Furnace(ISF)を用いた鉛(Pb)の製錬が行われており、その操業により約50年間にわたり大量のスラグが堆積された状態で保管されている。このISFスラグには、大量のバナジウム(約10kt)が含まれていることが報告されているものの、これまでVの回収は試みられていない。そこで本研究では、ISFスラグからの湿式製錬法によるバナジウム回収を検討した。
