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[P109C]Lithium extraction from heat-resistant ware waste by sulfuric acid process with an aid of mechanochemical effects

○Noritsugu Hashimoto1, Toru Nishiyama1 (1. Mie Prefectural Industrial Research Institute)

Keywords:

Lithium extraction,Mechanochemistry,Heat-resistant ware waste,Sulfuric acid process,Petalite

四日市萬古焼の主力製品である土鍋等の耐熱陶器は,耐熱衝撃性を向上させるために原料としてペタライトを使用していることから,酸化リチウム換算で2 %程度のリチウムを含有している。焼成時に不良となった耐熱陶器廃棄物のリサイクルは難しく,リチウムなどの有用な金属だけでも回収できればその意義は大きいと考えられる。本研究では,焼成後に不良となった耐熱陶器廃棄物について,メカノケミカル効果を利用した硫酸法によるリチウム資源の回収に取り組んだ。粉砕した耐熱陶器廃棄物と希釈した硫酸を遊星型ボールミルに入れてミリングしながら反応させた後,硫酸リチウムとして水に浸出させた。この浸出液中のリチウム濃度を測定することで,リチウム浸出率を算出した。その結果,ポットにボールを入れずに反応させた場合,リチウムの浸出はほとんど見られなかったが,ボールを入れて反応させると,メカノケミカル効果によって浸出率は大幅に向上することが確認できた。また,硫酸の希釈率や反応時間を最適化することによって浸出率は向上した。