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[D-18]富山県におけるネギハモグリバエの土着寄生蜂相とその発生消長及び寄生率

◯Tamaki Mukai1, Kohei Chishima1, Yumi Aoki2 (1. Toyama Agr.Res.Inst., 2. Toyama Pref.Agr.Mgmt.Div.)
富山県の露地ネギは、2017年頃からネギハモグリバエ(以下、ハモグリバエ)による著しい被害が問題となっており、要因として2019年にバイオタイプBの発生を報告している。現場は主に化学農薬で対応しているが、農薬の削減に向け土着天敵等の活用が求められている。そこで、2022年に県内5か所の露地ネギ圃場でハモグリバエの土着寄生蜂相を調べたところ、Pnigalio katonisHalticoptera circulusNeochrysocharis formosaChrysocharis pentheus­Closterocerus trifasciatusDiglyphus isaeaの6種が確認され、この内P.katonisH.circulusは全ての圃場で発生していた。また、2022年と2023年に、当研究所内の4月植えの秋どりネギに殺虫剤無散布区画を設け、5月下旬~9月下旬まで土着寄生蜂の発生消長と寄生率を調べたところ、両年ともH.circulus P.katonisが優占した。ハモグリバエの被害が著しい9月は寄生蜂が増加したが、この時期の寄生率は年次で異なる結果となった。