Session Details
[SP-1]学会連携企画(電子情報通信学会/日本機械学会):機械と情報通信の融合で実現する人間中心の未来社会-生産現場におけるウェルビーイングの実現に向けて
Tue. Sep 9, 2025 1:45 PM - 3:15 PM JST
Tue. Sep 9, 2025 4:45 AM - 6:15 AM UTC
Tue. Sep 9, 2025 4:45 AM - 6:15 AM UTC
School of Engineering Building No.1 2F Lecture Room No.4(Okayama University)
第6期科学技術・イノベーション基本計画では、目指す社会(Society5.0)を「国民の安
全と安心を確保する持続可能で強靭な社会」および「一人ひとりの多様な幸せ(well-be
ing)が実現できる社会」としている。このためには、人間が活動する空間と情報空間を
融合し、その中から安全と安心を基盤とした新たな価値を創出することが求められてい
る。特に、少子高齢化社会に直面する我が国の生産現場においては、これまでの人が機械
を使うだけの関係から、人と機械が高度に協調する関係に変えることで、自動化・省人化
を推進する必要がある。そのために必要になるのは、生活空間における人間の行動、感
覚、思考に至るまでデータとして収集しモデル化する技術と共に、情報空間との高度なイ
ンターフェースであり、これらは日常生活空間における人と機械の協調の実現にもつなが
る。人と機械がコミュニケーションを取り合って、安全で安心な人間中心の社会を築くた
めに、分野を超えて我々の貢献すべき方向性をより実践的な視点で議論する。
プログラム:
・ロボティクスによる社会課題解決に向けた取り組み
川崎重工業 蓮沼仁志
川崎重工のロボットビジネスについて紹介する。また、ソーシャルロボットは産業ロボットと異なり、柔軟性とサービス提供が重視され、ビジネスは「モノ売り」から「コト売り」へ転換。社会課題解決に向け、AI活用による安全性確保と評価の重要性を示し、人間中心で安心・信頼性あるロボット社会の実現を目指す。
・理工学系学生向け労働安全衛生教育の重要性-国際規格とリスクアセスメントとウェルビーイングと
長岡技術科学大学 北條理恵子
近年、国内でもリスクアセスメント(RA)の義務化の要望が高まっている。厚生労働省以外でもRAを必要とするところが相次ぎ、国際規格と相まってその重要性が増している。それに伴い、設計・製造者に加えて、RAのエンドユーザに対する真の意味での有用性の理解が必要と思われる。これらの社会ニーズに見合った人材育成をめざし、日本機械学会の産業・化学機械と安全部門では、「理工系学生向け労働安全衛生教育研究会」を立ち上げ、活動を開始した。本講演では、その意義と活動の内容を述べる。
・機械とAIガバナンス KDDI 高木幸一
人と機械の協調を考える上で、AIは極めて重要な技術である。AIを活用し、安全で安心な人間中心の社会を実現するためには、さまざまなステークホルダーがAIガバナンスの重要性を認識し、積極的に取り組む必要がある。そこで、国内外の最新のAIガバナンスに関する議論の動向と、特に機械分野において意識すべきポイントを共有する。
・大阪・関西万博での国際機関との協創とウェルビーイング・テック推進における日本のリーダーシップ
一般社団法人セーフティグローバル推進機構 藤田俊弘
GISHW(Global Initiative for Safety, Health and Well-being @EXPO2025 and Beyond)は、万博史上初の「安全・健康・ウェルビーイング」イベントを世界57か国からの参加者と2025年7月開催、2030年サウジアラビア・リヤド万博での継続開催が確定した。日本がリードするウェルビーイング・テックの重要性が認識。。れ、その内容と今後について展望する。
当日接続用ZoomURL
https://us06web.zoom.us/j/84139522023?pwd=6A50A3VKnhuuz3Q3WahoakUDSTsbS9.1
ミーティング ID: 841 3952 2023
パスコード: 779568
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全と安心を確保する持続可能で強靭な社会」および「一人ひとりの多様な幸せ(well-be
ing)が実現できる社会」としている。このためには、人間が活動する空間と情報空間を
融合し、その中から安全と安心を基盤とした新たな価値を創出することが求められてい
る。特に、少子高齢化社会に直面する我が国の生産現場においては、これまでの人が機械
を使うだけの関係から、人と機械が高度に協調する関係に変えることで、自動化・省人化
を推進する必要がある。そのために必要になるのは、生活空間における人間の行動、感
覚、思考に至るまでデータとして収集しモデル化する技術と共に、情報空間との高度なイ
ンターフェースであり、これらは日常生活空間における人と機械の協調の実現にもつなが
る。人と機械がコミュニケーションを取り合って、安全で安心な人間中心の社会を築くた
めに、分野を超えて我々の貢献すべき方向性をより実践的な視点で議論する。
プログラム:
・ロボティクスによる社会課題解決に向けた取り組み
川崎重工業 蓮沼仁志
川崎重工のロボットビジネスについて紹介する。また、ソーシャルロボットは産業ロボットと異なり、柔軟性とサービス提供が重視され、ビジネスは「モノ売り」から「コト売り」へ転換。社会課題解決に向け、AI活用による安全性確保と評価の重要性を示し、人間中心で安心・信頼性あるロボット社会の実現を目指す。
・理工学系学生向け労働安全衛生教育の重要性-国際規格とリスクアセスメントとウェルビーイングと
長岡技術科学大学 北條理恵子
近年、国内でもリスクアセスメント(RA)の義務化の要望が高まっている。厚生労働省以外でもRAを必要とするところが相次ぎ、国際規格と相まってその重要性が増している。それに伴い、設計・製造者に加えて、RAのエンドユーザに対する真の意味での有用性の理解が必要と思われる。これらの社会ニーズに見合った人材育成をめざし、日本機械学会の産業・化学機械と安全部門では、「理工系学生向け労働安全衛生教育研究会」を立ち上げ、活動を開始した。本講演では、その意義と活動の内容を述べる。
・機械とAIガバナンス KDDI 高木幸一
人と機械の協調を考える上で、AIは極めて重要な技術である。AIを活用し、安全で安心な人間中心の社会を実現するためには、さまざまなステークホルダーがAIガバナンスの重要性を認識し、積極的に取り組む必要がある。そこで、国内外の最新のAIガバナンスに関する議論の動向と、特に機械分野において意識すべきポイントを共有する。
・大阪・関西万博での国際機関との協創とウェルビーイング・テック推進における日本のリーダーシップ
一般社団法人セーフティグローバル推進機構 藤田俊弘
GISHW(Global Initiative for Safety, Health and Well-being @EXPO2025 and Beyond)は、万博史上初の「安全・健康・ウェルビーイング」イベントを世界57か国からの参加者と2025年7月開催、2030年サウジアラビア・リヤド万博での継続開催が確定した。日本がリードするウェルビーイング・テックの重要性が認識。。れ、その内容と今後について展望する。
当日接続用ZoomURL
https://us06web.zoom.us/j/84139522023?pwd=6A50A3VKnhuuz3Q3WahoakUDSTsbS9.1
ミーティング ID: 841 3952 2023
パスコード: 779568
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