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[A-2-01]Mother Encoder Matching for Searching Performance-Enhanced Punctured Convolutional Codes

〇Shota Sekiguchi1, Sen Moriya1 (1. Kindai University)

Keywords:

Coding Theory,Convolutional Codes,Punctured Code,Weight Spectrum

パンクチャド符号は,低符号化率の畳込み符号を原符号とし,その出力系列を消去行列に従って周期的に消去することで構成される符号である.符号器や復号器の基本構造を大きく変更せずに符号化率を調整できる一方,高性能なパンクチャド符号器を得るには,多数の原符号器と消去行列の組合せを評価する必要があり,探索の効率化が課題となる.従来研究では,複数の原符号器から得られる等価な生成行列の行を再構成することで,高性能なパンクチャド符号器を探索する手法が提案されている.また,5/7パンクチャド符号器の構成では,消去行列の0成分のうち1成分を1に変更する位置によって,高性能候補の出現傾向が異なることが確認されている.本研究では,行再構成に用いる原符号器の組合せに着目し,どのような性質をもつ原符号器ペアが高性能な5/7パンクチャド符号器を生成しやすいかを調査する.具体的には,符号化率R=1/2,拘束長m=7の原符号器に対する全数探索結果から性能上位50個を用い,それぞれの等価な生成行列を算出した.次に,2つの符号器を選び,各行をどちらか一方から選択して新たな生成行列を構成し,得られた原符号器に対して消去行列の1成分追加を適用して性能を評価した.評価では自由距離dfと重み分布に着目し,df=6となる候補割合を原符号器ペアごとに集計した.その結果,自由距離に対応する符号語数Adfが小さい原符号器同士の組合せほど,df=6となる候補割合が高い傾向が見られた.特に,Adfが1または2の原符号器を含む組合せでは候補割合が高く,Adfが大きい組合せでは割合が低下した.このことから,低重み経路の数が少ない原符号器を優先して組み合わせることが,探索計算の削減と高性能候補の効率的な抽出に有効であると考えられる.