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[A-8-01]レーザー組織血流計を用いたハイパーソニック・エフェクトの末梢血流応答評価

◎△Haruki Murase1, Kawakatu Masaki1 (1. Tokyo Denki University)

Keywords:

Hypersonic Effect,Peripheral Blood Flow,High-Frequency Components

人間の可聴域(~20kHz)を超える超高周波成分(HFC)を含む音が生理的応答に影響を与える現象は「ハイパーソニック・エフェクト(HSE)」と呼ばれる。先行研究ではHSEが自律神経系を介して体表温度の上昇を誘発するなど、生体機能に関連する生理反応への影響が報告されている。しかし、体表温度は血管の拡張・収縮に対して時間的遅延を伴うため、より時間分解能の高い生理指標による検証が求められている。 本研究では、ガムラン音楽の受聴がHFCの有無によって末梢血流量に与える影響を、レーザー組織血流計(OMEGAFLO-EX)を用いて評価した。実験条件は「HFCあり条件」と「HFCなし条件」の2種類とし、健常成人4名を対象に計12試行のデータを取得した。 現時点での解析では、HFCあり条件とHFCなし条件の間に明確な差は認められなかった。一部に変化傾向は見られたが、ばらつきが大きく一貫した差異は確認できなかった。今後は被験者数を増やし、区間別中央値に加えてスパイク的変動に着目した新たな指標の導入も検討しながら、HSEの生理学的影響の定量的評価を進める予定である。