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[B-11-21]ロバストなインフルエンサー特定に向けた影響力指標間の上位ユーザ集合の一致度分析
〇Aoi Karakuchi1, Sho Tsugawa1 (1. Tsukuba Univ.)
Keywords:
Influencer Identification,Influence Metrics,Influence Maximization
ソーシャルネットワークにおけるインフルエンサー特定は、情報拡散促進やマーケティング、誤情報対策などの観点から重要な課題である。しかし、影響力の定義は一意ではなく、ネットワーク中心性、情報伝搬モデル、実際の拡散履歴など、用いる指標によって評価結果が異なる可能性がある。本研究では、Twitter の2種類のデータセットを用いて、PageRank、次数中心性、ソーススプレッダースコア、Independent Cascade(IC)モデルおよび Linear Threshold(LT)モデルに基づく影響最大化によって得られる上位ユーザ集合を比較し、指標間の一致度を分析した。その結果、一部の指標間を除き上位ユーザ集合の一致度は限定的であり、影響力指標の定義によって選択されるユーザが大きく異なることが確認された。特に、実際のリツイート履歴に基づくソーススプレッダースコアと他指標との一致度は低かった。これらの結果は、ロバストなインフルエンサー特定のためには単一指標に依存するのではなく、複数の影響力定義を考慮する必要があることを示唆している。
