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[B-15-10]Evaluation of Wi-Fi Signal Strength-Based Localization at an Underground Construction Site
◎Noka Sato1, Shoichi Suga1, Koichiro Tanaka1 (1. Kyushu Sangyo Univ.)
Keywords:
RSSI
地下工事現場では,熱中症対策や安全管理のために作業員の位置把握が重要である.特に夏季の作業では,作業員の位置を把握することで,体調不良時の迅速な対応につながると考えられる.しかし,地下空間ではGPS信号を安定して受信することが困難であり,GPSを用いた位置推定には限界がある.そこで本研究では,Wi-FiアクセスポイントのBSSIDおよびRSSIを用いたFingerprint方式による位置推定手法を検討した.本システムでは,Android端末により測定距離,BSSID,RSSI,チャンネルを取得し,CSV形式で記録する.距離推定では,距離ごとのWi-Fi登録データと現在取得したWi-Fi情報を比較し,RSSI差に基づくスコアが最も小さい距離を推定距離とした.まず,取得可能なWi-Fi数が推定精度に与える影響を確認するため,現場とは異なる環境でルータ数を2個および3個に分けた事前測定を行った.その結果,取得Wi-Fi数が少ない場合には推定距離が不安定になる傾向が確認された.次に,地下工事現場において約100mごとに設置されたルータのWi-Fi情報を取得し,実距離と推定距離を比較した.その結果,取得BSSID数が3個の場合は実距離と推定距離が近い地点が多く,取得BSSID数が1個の場合は大きく外れる地点が確認された.これは,比較に用いるWi-Fi情報が不足すると,類似したRSSIを持つ別地点に推定されやすくなるためであると考えられる.以上より,地下工事現場におけるWi-Fi電波強度を用いた位置推定では,取得可能なWi-Fi数が推定精度に影響することが示された.今後は,ルータの設置間隔を短縮し,各地点で取得可能なWi-Fi数を増やすことで,位置推定精度の向上を図る.
