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[B-15-27]A Study on CSI-Understanding Foundation Models for Zero-Shot CSI Sensing

◎Daichi Sakai1, Kahoko Takahashi2, Hisashi Nagata2, Takahiro Yamazaki2, Takayuki Yamada2, Takayuki Nishio1 (1. Institute of Science Tokyo, 2. Network Innovation Laboratories, NTT, Inc.)

Keywords:

WiFI sensing,CSI sensing,Zero-shot sensing,Vision-Language Model

WiFi Channel State Information(CSI)は,人体の位置や動作を反映する無線センシング情報であり,カメラを用いない環境理解手段として期待されている.一方で,CSIは送受信機配置や周辺環境に強く依存するため,未知環境でのゼロショット利用は容易ではない.本稿では,学習済みVision-Language Model(VLM)の推論能力をCSIセンシングへ転用し,画像を用いずに人物行動を自然言語で記述するCSI-LLMを検討する.提案手法では,CSIを凍結VLMが解釈可能な視覚トークン列へ写像し,テキストプロンプトとともにVLMへ入力することで,画像入力なしに行動説明文を生成する.この写像の学習時には,画像から得られるVLMの視覚トークン列を教師信号とし,Autoencoderにより画像トークンを低次元の圧縮表現へ変換する.次に,対照学習によりCSI Encoderの出力を画像トークンEncoderの出力と整合させ,CSIから推定した圧縮表現を学習済みDecoderに入力することで,画像由来の視覚トークン列に近いCSI復元トークン列を得る.MM-FiデータセットおよびMobileVLM v2を用いた予備評価では,復元トークンのMSE・コサイン類似度と,VLM出力のROUGE-L・SBERT類似度を比較した.その結果,CSI復元トークンは一定のトークン類似度を示し,人物の存在など一部の状況情報を反映できる可能性が確認された.一方で,行動記述の精度は十分ではなく,出力が「sitting」や「working」など一般的な室内作業表現へ偏る傾向が見られた.以上より,CSIをVLMの視覚トークン空間へ写像する方針の実現可能性を示すとともに,行動識別に必要な詳細情報を保持したトークン復元が今後の課題であることを明らかにした.