Presentation Information
[B-18-09]A Study of PAPR Reduction Method for OFDM Signal Using Pattern Analysis
◎Kei Oyama1, Kazuyuki Takasaki1, Ryoji Wakabayashi1 (1. Tokyo Metropolitan College of Industrial Technology)
Keywords:
OFDM,PAPR reduction,Linear transformation,Guard interval,Autocorrelation
OFDM信号はサブキャリア数の増大に伴いPAPR(Peak to Average Power Ratio)が高くなりやすく,送信増幅器の非線形歪みや消費電力増大を招く.この対策法となるSLM法等は演算量増大や付随情報(SI)の伝送を必要とし,SIの消失や誤りが復調不能を招く問題があった.そこでPAPRが高い値となるデータ列(以下,高ピーク列)を適応的に判定し,特定のデータ列にのみ線形変換を施す演算量の少ないPAPR低減手法を提案する.本手法は,ガードインターバルに線形変換の有無の情報を含ませ,受信側でそれを自動識別することで,SI伝送を不要としその通信リスク排除が可能となる.
送信側では,PAPRが閾値を超えた特定の高ピーク列のみを対象として周波数領域の送信データ列に線形変換を適用する.具体的には,PAPRの閾値を超える場合に(N+1)×Nの拡大変換行列Gにより線形変換を行う.この拡大変換行列Gは,検証によって高ピーク列に対して低減効果のあるものとして作成したものであり,IFFT時の同相合成による高ピーク発生確率を抑制し,PAPRを低減させる.
CCDF値が10-4においてもPAPRが約1.6 dB 低減しており,高ピーク列に対する線形変換の有効性が確認できる.また,提案手法は,SNRが-2 dB以上の領域において原理的なOFDMとBER特性が完全に一致した.これは,受信側における自己相関を用いた判定の正解率が,-2 dB以上で100%に達していることによる.一方,-10~-4 dBの領域では,原理的なOFDMと提案手法との間にわずかなBERの差異が見られるが,実用上の性能劣化にはあたらないことがわかる.今後は,ハードウェア実装による実機検証を検討している.
送信側では,PAPRが閾値を超えた特定の高ピーク列のみを対象として周波数領域の送信データ列に線形変換を適用する.具体的には,PAPRの閾値を超える場合に(N+1)×Nの拡大変換行列Gにより線形変換を行う.この拡大変換行列Gは,検証によって高ピーク列に対して低減効果のあるものとして作成したものであり,IFFT時の同相合成による高ピーク発生確率を抑制し,PAPRを低減させる.
CCDF値が10-4においてもPAPRが約1.6 dB 低減しており,高ピーク列に対する線形変換の有効性が確認できる.また,提案手法は,SNRが-2 dB以上の領域において原理的なOFDMとBER特性が完全に一致した.これは,受信側における自己相関を用いた判定の正解率が,-2 dB以上で100%に達していることによる.一方,-10~-4 dBの領域では,原理的なOFDMと提案手法との間にわずかなBERの差異が見られるが,実用上の性能劣化にはあたらないことがわかる.今後は,ハードウェア実装による実機検証を検討している.
