Presentation Information
[B-19-15]人工心肺操作者の眠気検知を目的とした赤外線瞳孔計測
〇Marie Nagaoka1, Noriaki Sakai2, Shinichi Kawaguchi1 (1. Kanagawa Institute of Technology, 2. Kyoto Tachibana University)
Keywords:
perfusionist,drowsiness,infrared,pupil
人工心肺装置の操作は患者の生命維持に直結するため、高い集中力と継続的な監視が求められる。一方、人工心肺装置を用いる手術では、長時間手術や夜間緊急手術となる場合もあり、操作者の疲労や睡眠不足による注意力低下が懸念される。これらに伴う覚醒度の低下はマイクロスリープを引き起こす可能性があり、医療事故につながる恐れがある。したがって、操作者の覚醒状態を客観的に把握し、注意力低下の兆候を早期に検出することは医療安全上重要である。これまで人工心肺操作者の眠気検知での取り組みは無いが、他分野では自律神経活動を反映する瞳孔反応を用いた疲労・覚醒度評価が行われている。そこで本研究では、人工心肺操作者の覚醒状態の可視化のためのWebカメラを用いた遠隔瞳孔計測法を検討した。さらに、実用性向上に向けて行動状態評価および眼鏡装着時の反射低減についても検討した。
その結果、マイクロスリープに関連する覚醒度低下の兆候を捉えられる可能性が示された。これにより、人工心肺操作中における注意力低下を早期に検出し、医療安全の向上に寄与する補助的システムとなり得ると考えられる。今後は、実際の臨床環境に近い条件下での検証を重ね、検出精度および実用性をさらに評価する必要がある。
その結果、マイクロスリープに関連する覚醒度低下の兆候を捉えられる可能性が示された。これにより、人工心肺操作中における注意力低下を早期に検出し、医療安全の向上に寄与する補助的システムとなり得ると考えられる。今後は、実際の臨床環境に近い条件下での検証を重ね、検出精度および実用性をさらに評価する必要がある。
