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[B-1A-26]Automatic Placement Algorithm of Reflectors Targeting Specific Areas for Improvement in Mobile Communications

◎Yuta Kato1, Itoi Kiyoaki1, Nakabayashi Hiroaki1 (1. Chiba Inst. Tech.)

Keywords:

mobile communications,reflectors,ray tracing,placement design method

近年,高周波数帯を用いる移動通信では,通信エリアの拡張や品質改善を目的として反射板技術が注目されている.本報告では,レイトレーシングとレーダ方程式に基づく受信電力の簡易計算を用い,反射板の配置をコンピュータで自動的に最適化する手法について述べる.配置には,市販のレイトレーシングソフトから得た3種類の受信電力を用いる.まず反射板を設置しない状態の受信電力から各受信点の伝搬損失を求め,28 GHz帯屋外5Gマイクロセルのシステムパラメータに基づき回線設計を行う.残りの2つは送受信点間および各受信点間の受信電力であり,送信点・反射板間と反射板・受信点間の見通し判定に用いる.見通しのある地点に辺の長さWの正方金属平板を仮配置し,レーダ断面積を用いたレーダ方程式により受信電力の増加量を評価して,通信可能エリアの改善面積が最大となる地点に貪欲法で1枚ずつ配置する.反射板を経由する反射は最大3回まで考慮し,2回反射以上では各受信点間の見通し情報を連結して伝搬経路を構成する.本検討では特に,改善対象を指定した中心から半径R以内のエリアに制限する場合と,反射板の最大反射回数を変化させた場合の配置法および改善効果に着目した.無線周波数を28 GHz,JR津田沼駅周辺を対象として評価した結果,改善エリアを制限することで対象エリアを適切に改善でき,さらに1回反射と比べて3回反射の方が電波の届きにくい地点が減少し,改善効果が高まることを示す.