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[C-15-08]一定速度で運動する導体平板を用いた多素子アレーレーダ校正に関する一検討

◎Takahiro Yamazaki1, Takuya Sakamoto1 (1. Graduate School of Engineering, Kyoto University)

Keywords:

millimeter-wave radar,multiple-input and multiple-output array,near field,array antenna calibration,phase variation

近傍界で高い空間分解能を有する多素子の多入力多出力アレーレーダが注目されている.こうした多素子アレーアンテナの位相および振幅の校正では,位置や形状が既知の目標を測定し,送受信対ごとの校正を行うことがある.しかし,近傍界ではわずかな位置・角度の誤差が校正精度に大きく影響する.そこで本稿では,校正用目標の位置が未知である場合においても,一定速度で運動する導体平板を用いたレーダ測定により,位相変化の近傍界での特徴を活用した校正手法を提案する.各送受信素子対で得られる位相の時間変化から相対往復伝搬距離を求め,近傍界の幾何モデルとの整合性に基づいて目標の角度,基準位置,および速度を推定する.さらに,推定したこれらのパラメータを用いて各送受信素子対の校正を行う.数値シミュレーションにより,提案法による多素子アレー校正の有効性を確認した.