2016年秋の大会

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2016年9月7日〜9月9日久留米シティプラザ
日本原子力学会
2016年秋の大会

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2016年9月7日〜9月9日久留米シティプラザ

[1B05]高温高圧水中におけるNITE-SiC/SiC被覆管の材料挙動に及ぼす溶存酸素量の影響

*中里 直史1、朴 峻秀2、本間 将人2、柳谷 絵里2、岸本 弘立1、香山 晃2(1.室蘭工業大学、2.室蘭工業大学OASIS)

キーワード:

事故耐性燃料、SiC/SiC燃料被覆管、NITE法、腐食挙動、水化学

SiC/SiC複合材料製燃料被覆管を用いた燃料ピン概念は軽水炉の安全性を向上させる革新的な技術の1つである。構造用複合材料製造技術の1つであるNITE法により作製したSiC/SiC被覆管はハルデン原子炉の炉内装荷基準である高い気密性を満足させ、ハルデン原子炉において炉水内・中性子照射試験を成功させた。ハルデン原子炉での数種類の水化学条件における照射試験から、NITE-SiC/SiC被覆管の水化学条件が及ぼす材料挙動データが得られているが、より多くの水化学条件下での材料挙動データの蓄積は必要である。本研究では溶存酸素量をパラメータとした炉外での動的な高温高圧水浸漬試験から、NITE-SiC/SiC被覆管の材料挙動に及ぼす溶存酸素量の影響評価を目的とする。