講演情報
[2C15]福島第一原子力発電所原子炉建屋上部ガレキ撤去に伴う粉じん発生量の評価風の影響を受ける開放空間での解体の粉じん発生量の把握と低減対策
*新木 悠太1、望月 寛1、末永 和也1、荻野 佳1、高木 賢二2、増田 誠2、塚原 裕一3、姫野 多加男3 (1.東京電力ホールディングス、2.鹿島建設、3.清水建設)
キーワード:
福島第一原子力発電所、ガレキ撤去、粉じん、低減対策
福島第一原子力発電所原子炉建屋上部のガレキ撤去や建屋上部の解体については、作業に伴う放射性物質を含んだ粉じんの飛散に対して社会から非常に高い関心や懸念を持たれており、有意な粉塵飛散を起こすことなく遂行することは廃炉を進めていくうえで達成すべき重要な課題である。そのため、事前に解体・撤去作業において発生する粉じん飛散量を評価しておく必要があるが、これまでの廃炉措置研究では健全なプラントであることを前提としており、閉鎖空間での解体作業を試験条件としていた。一方福島第一の解体・撤去作業では、事故の影響から閉鎖空間とすることが難しいため、風の影響を受ける開放空間で解体作業を行う必要がある。以上の理由から、風の影響を考慮した粉じん飛散試験を行い、開放空間での解体作業において発生する粉じん量を把握するとともに、散水および囲い式フードを用いた集じんによる飛散粉じんの低減効果を確認した。
