[1B04]廃棄物として発生する含鉛製品の溶出試験
*佐藤 淳也1、大曽根 理1、齊藤 利充1、入澤 啓太1、大杉 武史1、曽根 智之1(1. JAEA)
キーワード:
鉛、溶出試験、廃棄物
原子力施設で使用されている鉛製品を処理処分するための検討の一環として、鉛製品からの鉛の溶出量を把握するため、溶出試験を実施した。金属鉛、鉛アクリル、鉛手袋及び鉛ガラスのうち、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)における基準値を満たしたのは鉛ガラスのみだった。鉛手袋においては、溶出の過程で鉛を含む粒子状物質が物理的に脱離している可能性が示唆された。
