[2A04]福島における放射性物質分布調査(4)無人ヘリ搭載ガンマカメラの改良
*志風 義明1、島添 健次2(1. 日本原子力研究開発機構、2. 東京大学)
キーワード:
ガンマカメラ、コンプトンカメラ、GAGG、無人ヘリ、ホットスポット、福島第一原子力発電所事故
上空から広範囲を迅速に放射性セシウムの汚染状況を確認できる手段として、無人ヘリに搭載可能なコンプトンカメラ方式のガンマカメラを開発し、フィールド試験結果などを基に改良を進めてきた。
今回、補助的なデータ記録機能を複数追加したGAGGシンチレータのガンマカメラを無人ヘリに搭載しての撮影試験を大熊町のフィールドにおいて実施した。試験では、予定した櫛形の測線に沿って飛ぶプログラミングフライト及びホバリングフライトによる測定を実施した。
本発表では、試験結果を通して得られた本ガンマカメラ測定システムの改善点、及び、データ解析手法の改善点について報告する。
今回、補助的なデータ記録機能を複数追加したGAGGシンチレータのガンマカメラを無人ヘリに搭載しての撮影試験を大熊町のフィールドにおいて実施した。試験では、予定した櫛形の測線に沿って飛ぶプログラミングフライト及びホバリングフライトによる測定を実施した。
本発表では、試験結果を通して得られた本ガンマカメラ測定システムの改善点、及び、データ解析手法の改善点について報告する。
