講演情報
[1B09]廃止措置段階の原子力発電所におけるリスク評価手法の開発(2)移動性インベントリの評価
*笹川 剛1、島田 太郎1、武田 聖司1 (1. 日本原子力研究開発機構)
キーワード:
廃止措置、リスク評価、移動性インベントリ、切断工法
廃止措置段階のリスク評価では平常時の解体作業の進展によりフィルタなどに蓄積される放射能インベントリが変動し、その変動を考慮した事故時の公衆被ばく線量を評価可能とする手法が必要となる。その変動するインベントリ(移動性インベントリ)には、機器の切断作業によって飛散する放射性粉じんが蓄積したフィルタや除染作業で生じる可燃性廃棄物等がある。本研究では、機器の切断作業時に粉じんとして気中へ移行する量を、収納する容器寸法から求められる切断溝体積と飛散率から評価するモデルにより算出し、フィルタへの移動性インベントリを評価する手法を開発した。さらに本手法により、局所フィルタと建屋フィルタを対象に、切断工法の違い(水中、気中)及び作業工程を考慮した機器毎の移動性インベントリの発生量を評価し、規制検査時に着目すべき機器や作業を予察的に検討した。
