講演情報

[1B16]カーボンニュートラルに貢献できるコンクリートガラの有効利用(2) 炭酸化による吸着・溶出特性変化

*木下 哲一1、佐々木 勇気1、鳥居 和敬1、坂口 綾2 (1. 清水建設、2. 筑波大学)

キーワード:

セメント硬化物、ジオポリマー、カーボンニュートラル、吸着/溶出性能

コンクリート表面は空気中のCO2を吸収して炭酸化するため、Csについては炭酸化による吸着や溶出性能の変化について研究されてきた。Cs以外の元素における炭酸化による吸着・溶出挙動の変化はよく知られていないため、本研究では、粉体化したセメント硬化物を対象に、炭酸化した試料および炭酸化していない試料におけるSrやCsを含む様々な元素の溶出試験と85Srと137Csを用いた吸着Kdを分析した。また、ジオポリマーについても同様な試験を行った。セメント硬化物とジオポリマーは共に炭酸化によりSrとCsのKdは増大した。溶出試験の結果に基づくと、炭酸化により陽イオンとして存在する元素の溶出率は低下するが、陰イオンとして存在する元素の溶出率には大きな変化は見られなかった。これまでの先行研究を参考に、これらのセメント硬化物における変化を引き起こす要因について検討した。

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