講演情報
[2B01]地層処分における性能保証体系の考え方(1)海外事例を踏まえた性能確認の方向性に関する考察
*吉田 崇宏1、川久保 政洋1、義本 欣司1 (1. 原環セ)
キーワード:
地層処分、性能保証、性能確認、定期的な評価、モニタリング
地層処分事業の許可基準規則は未整備であるが、第二種廃棄物埋設の規制を参考にすると、定期的な評価において、人工バリア等の地下構成要素が設計を逸脱することなく期待された性能を発揮している、又はその見通しがあることの確認(性能確認)が要求される可能性がある。そのため本研究では、処分事業が先行する諸外国の性能確認に関する取組を調査した。可逆性のある地層処分の方針で処分概念を設定したフランスや不飽和帯の地質環境の米国等、廃棄体周囲を埋戻さない概念では、人工バリアを直接的にモニタリングすることも検討されている。一方、日本と同様に廃棄体周囲を埋戻すフィンランドやスイスでは、センサ設置による長期安全性への影響を避けるため、実規模試験や周辺地圏モニタリングの結果から地下構成要素の性能を間接的に確認する手法を採用している。これらの結果は、性能確認の戦略が各国の地質環境や処分概念に依存することを示唆している。
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