講演情報

[2B19]An/Ln相互分離プロセス開発(1) アルカリ添加のないAn/Ln分離技術の開発

*佐々木 祐二1、松宮 正彦2、金子 政志3、北辻 章浩1、伴 康俊1、熊谷 友多1 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 横浜国立大学、3. 大阪大学)

キーワード:

An/Ln分離、溶媒抽出、DTBA、TODGA、TEDGA、DOODA

我々は核燃料サイクル確立のために、簡便なAn/Ln分離技術の開発を進めている。世界的に見ると、20段の多段抽出でAn/Ln除染係数が1000に到達する方法の提案もあり、日本の技術もこれに追随する必要がある。当研究室で開発中のTODGA-DTBAの分離法は、有機相 18段、水相20段のバッチ式多段抽出の条件で、143 (Am/Sm)以上の除染係数を示した。その一方で、酸解離性のDTBAを使用するため、pH: 1.3程度に水相のpHをコントロールする必要があり、アルカリ(ここではエチレンジアミン)の使用が不可欠になる。そこで、アルカリ添加を避けるため条件の再検討を行う。ここでは、DTBAに加えて、水溶性のTEDGAやDOODA(C2)等も利用し、An/Ln分離係数の再取得も行った。これらは中性配位子であり、アルカリ添加を要しない。その結果、TODGA-DTBAで得られたAm/Nd分離係数(およそ10)の数倍の値を示す条件も確認された。

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