講演情報
[1B17]解体コンクリートの再利用に関する検討(3) 副産微粉を混合したモルタル,ジオポリマーの検討
*鳥居 和敬1、佐々木 勇気1、木下 哲一1、齋藤 亮1、増田 良一2、横田 英幸2、露木 瑞穂2 (1. 清水建設、2. 東電HD)
キーワード:
解体コンクリート、再生骨材、副産微粉、モルタル、ジオポリマー、混合材
既報(1)(2)に引き続き,本報(3)ではペレット化処理をしない副産微粉の再利用方法として,モルタル,ジオポリマーの混合材としての活用法を検討した。モルタル試験では水セメント比W/C=50%~70%とし,細骨材の3割を微粉で置換してφ5cm×10cmの円柱試験体を作製した。Pロート流下時間は20秒~45秒,圧縮強度は36~63N/mm2で,副産微粉を混合しても流動性,強度ともに良好なモルタルが得られた。ジオポリマー試験ではフライアッシュと高炉スラグを7:3で混合し活性フィラーとし,NaOH水溶液との比を117%~167%として,活性フィラーの3倍または4倍の重量の副産微粉を混合しφ5cm×10cmの円柱試験体を作製した。NaOH水溶液の濃度は1, 3, 5mol/Lとした。強度は最大でも10N/mm2程度であったが,問題なく固化はしたため,固化材等に利用できると考えられる。(1)~(3)の一連の検討により副産微粉の再利用の見込みが得られ,コンクリートの再利用方法の拡張が期待できる。
