講演情報

[1C11]二層多孔質構造を用いた高温体の急速冷却特性

*安河内 辰一朗1、Zhang Huacheng1、梅原 裕太郎1、森 昌司1 (1. 九州大学)

キーワード:

クエンチング、二層多孔質構造、膜沸騰

炉内保持(In-Vessel Retention: IVR)は、原子炉燃料のメルトダウンを伴う過酷事故に対する重要な対策であり、溶融燃料を原子炉圧力容器(RPV)内に留めるための外部冷却手法である。これまで、伝熱面にニッケル製多孔質体(NPP)を装着することで高温物体の冷却時間を大幅に短縮できることが示されている。しかし、単層NPPによる冷却促進には限界がある。本研究では、この限界性能を超えるため、NPP上にSUS製多孔質体を重ねた二層多孔質伝熱面を新たに構築し、冷却実験を実施した。冷却過程におけるSUS多孔質体およびNPPのそれぞれの役割を明らかにし、その伝熱性能について報告する。