講演情報
[2A14]タンニックス吸着材の水熱反応における分解法の確立(2)中性子線を用いた分解挙動の観測
*大森 康平1、岩本 敏広1、荒井 陽一1、船越 智雅1、渡部 創1、中村 雅弘1、阿部 淳2、松本 吉弘2、三田 一樹2、渡邉 賢3 (1. JAEA、2. CROSS、3. 東北大)
キーワード:
タンニックス、水熱反応、中性子イメージング
基礎試験の結果、523Kで24時間加熱することで重量比約74%のタンニックスが分解可能であることを確認した。しかし、温度変化に対する分解挙動の情報は得られていない。そこで、分解挙動を反応容器中で視覚的に観察できる中性子イメージング装置(螺鈿)を利用することで分解挙動の解析を試みた。結果は、反応容器温度が473K以上において、タンニックスが水中に拡散する様子が確認された。3~5分の間に、溶解反応及び分解反応が進んだと考えられる。タンニックスの分解物は、473K以降、反応容器内全体に均一に分散している様子が確認された。これらの結果から、タンニックスの水熱分解処理には473K以上が必要であることが明らかとなり、また、加水分解物の生成を介して、分解反応が進む挙動を明らかにした。
