講演情報

[2D05]黒鉛の熱中性子散乱則データに起因する中性子減衰定数αの影響評価

*藤城 光祐1、山本 章夫1、遠藤 知弘1 (1. 名大)

キーワード:

熱中性子散乱則、黒鉛、空孔率、中性子減衰定数、GENESIS

黒鉛の熱中性子散乱則(TSL)データにおける空孔率の違いが核特性に与える影響を調査するため、先行研究のパルス中性子実験で用いられた黒鉛体系を対象として、非増倍体系における中性子減衰定数αの数値解析を実施した。ENDF/B-VIII.1の黒鉛TSLデータを用いて、決定論的手法に基づいた中性子輸送計算コードGENESISによりα固有値を求めた。結果として、黒鉛結晶中の空孔率が増加するにつれて、Bragg回折による干渉性弾性散乱が減少することで、中性子減衰定数αの値が大きくなることが分かった。