講演情報
[2F08]BNCT中性子源のリアルタイムビームモニターの特性評価に関する研究
*高田 真志1、熊田 博明2、田中 進2、大場 俊幸3、松本 哲郎5、増田 明彦5、布宮 智也4 (1. 防衛大、2. 筑波大、3. NAT、4. 富士電機、5. 産総研)
キーワード:
中性子捕捉療法、リアルタイムモニタリング、シリコンダイオード、速中性子計測
筑波大学の中性子ホウ素捕捉療法用中性子源の中性子照射量はプロトンビーム電荷量で評価されているのを、リアルタイムに発生中性子量をモニターできる中性子測定手法を開発した。これは陽子とベリリウムとの反応により後方に放出された速中性子を計測するものである。ガンマ線混入率を1%未満に抑えることができている。これまでに、患者照射位置に設置された照射物に依存せずに、精度(標準偏差として)1.2%で中性子発生量をモニターできることを実測した。しかし、長時間計測によりビームモニター計数率に周期的な変動が観測された。陽子ビームロスなどによる可能性をシミュレーションにより検討したが原因追求にいたっていない。今後、このオンライン中性子ビームモニターを陽子ビーム電流モニターの補完的な装置として利用できるように、測定データを蓄積し、信頼性を向上させていく。
