講演情報

[3A02]BIMによる原子力発電所の廃止措置計画(2) 解体計画

*成田 冴子1、佐々木 勇気1、鳥居 和敬1、小迫 和明1 (1. 清水建設)

キーワード:

コンクリート、WBS、積み上げ、工数、工期、費用算定、廃棄体数量、ケーススタディ

本報(2)では,前報(1)にてL2と評価された熱遮蔽壁を対象とし,ワイヤーソーによる切断を行うものとしてWBS(Work Breakdown Structure)により解体工数,工期を算定した。解体工数,工期の算定に必要な切断面積や切断後のブロック数量等はBIMにより求め,規則的な作業は自動化した。WBSによる積み上げでは,労務費,資材リース費や現場管理費,廃棄体数量等も算定可能で,これらを積み上げれば解体・処分費用の算定も可能である。前報(1)で紹介した物量算定も含めると,従来の積算に比べトータルの作業量は1/5となった。同じ検討期間内でより多くの検討を実施でき,工期最短,費用最小といったケーススタディが工期,費用等含め定量的に実施できる。放射化計算結果に基づく廃棄物区分に応じたBIMデータは,廃止措置計画を行う上で強力なツールになる。そのほか,解体シミュレーションや解体機器・搬送設備の配置検討,工事の進捗管理等,施工段階でもBIMを活用可能と考える。