講演情報
[3B04]合成モノサルフェートを用いたヨウ化物イオン及び塩化物イオンの吸着における共存イオンの影響
*芝田 健一1、大和田 仁2、藤井 直樹2、江藤 次郎2、浅沼 徳子1 (1. 東海大、2. 原環セ)
キーワード:
I⁻、Cl⁻、セメント水和物、SO₄²⁻、HCO₃⁻、NO₃⁻、TRU廃棄物
放射性廃棄物の処分において、廃棄体の内部充填材に用いられるセメント系材料は、地下環境下での長期的な変遷によりセメント水和物(エトリンガイトやモノサルフェート)が生成される。これらが放射性核種を収着すれば、移行抑制に寄与する可能性がある。本研究では、TRU廃棄物中の長寿命核種である129Iや36Cl を対象として、セメント水和物の一種である合成モノサルフェート(AFm)を用いたI-及びCl-の吸着試験を実施した。SO42-, HCO3-, NO3-共存下で吸着試験を行い、これら共存イオンがI-及びCl-の吸着に及ぼす影響を評価した。いずれも共存イオンの濃度と共に、AFm に対するI-またはCl-の吸着分配係数が低下することが明らかとなった。
