講演情報

[3C04]革新炉の設計最適化に資する詳細二相流解析コード妥当性確認のための技術開発(10)HFC134aガス–エタノール代替流体系における鉛直上昇環状流の液膜挙動に対する管径の影響

*張 華誠1、梅原 裕太郎1、森 昌司1、堀口 直樹2、吉田 啓之2 (1. 九大、2. JAEA)

キーワード:

二相流、環状流、沸騰水型原子炉、液膜

環状流における液膜挙動の精度よい予測は、革新的炉設計のための高度なシミュレーションコードを検証する上で不可欠である。しかし、BWR の蒸気—水条件下での直接計測は極めて困難である。本研究では、HFC134a ガス—エタノール系を用い、より低温・低圧条件で蒸気—水環状流の主要な物性を再現した。鉛直上昇環状流において内径の異なる配管を用いた実験を行い、内径が液膜挙動に及ぼす影響を明らかにした。定電流法により、基底液膜厚さ、平均液膜厚さ、最大液膜厚さに加え、撹乱波特性を定量的に評価することが可能となった。本研究で構築したデータベースは、次世代の詳細二相流解析コードの検証に不可欠なベンチマークデータを提供するものである。