講演情報

[3F09]一般化摂動論を用いた山登り法と遺伝的アルゴリズムを併用した医療用中性子照射装置における物質配置の最適化

*中井 大貴1、千葉 豪1 (1. 北大)

キーワード:

BSA、BNCT、遺伝的アルゴリズム

ボロン中性子補足療法(BNCT)において効果的な治療を行うためには、小型加速器により得られる高速中性子を、ビーム整形装置(BSA)を通して熱外エネルギーまで減速させる必要がある。また、人体への影響を小さくするため、熱外中性子束を最大化しつつ、熱中性子、高速中性子、ガンマ線は制限値を満たして設計する必要がある。当研究室ではこれまでに一般化摂動論を用いた山登り法により最適解を探索していたが、大域的最適解を得られている保証はなかった。そこで本研究では、これまでの山登り法を用いたアルゴリズムに遺伝的アルゴリズムを導入することにより、大域的最適解の探索を試みた。その結果、制約条件を満たしつつ、従来の方法よりも熱外中性子束の値が1.13倍程度大きい体系を得ることが出来た。