講演情報

[38]代表交通手段にみる関係人口空間的広がりと総関与時間を踏まえた活動内容から

○森 成諒1、松場 拓海1、谷口 守2 (1. 筑波大学大学院 システム情報工学研究群、2. 筑波大学 システム情報系)
PDFダウンロードPDFダウンロード

キーワード:

関係人口、代表交通手段、地域活性化

過疎地域活性化の切り札として「関係人口」という概念が注目されているが、その多くは居住地に近い大都市近郊を訪れている。移動には自家用車を利用するケースが多いが、目的地までの距離や移動時間を考慮し、他の交通手段も検討する必要がある。本研究では、代表交通手段別に地域との関わりをめぐる活動内容を明らかにした。その結果、主な交通手段によって、滞在時間や訪問頻度が異なり、訪問先での活動内容も異なることがわかった。また、遠方を訪問する航空機利用者は、地域社会への貢献活動が少ないことがわかった。