講演情報

[89]路上鑑賞を前提とする都市型花火の可視性分析‐隅田川花火大会を例として‐

○曾 子芸1、任 伊晗2、大澤 義明3 (1. パナソニック株式会社、2. 筑波大学システム情報工学研究群、3. 麗澤大学工学部)
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キーワード:

隅田川花火大会、花火鑑賞、ランドマーク、可視性、立体角、シークエンス景観

都市部で打ち上げられる花火大会(都市型花火と呼ぶ)は周辺の建物の影響を強く受ける.本研究では,都市型花火を代表とする隅田川花火大会を研究対象とした.まず,花火とスカイツリーの可視性を道路と建物の実データを用いて分析した.そして,道路上での視点の移動を考慮した花火モデルを構築し,見える花火の質を表す平面角及び,見える花火の量を定量化する立体角を計算することで花火の見え方を2目的評価する.本研究の目的では,花火の見え方を解析的に評価し,移動を前提とした都市花火の花火観賞の特徴を明らかにすることである.