セッション詳細

[1PD04-02]動物を用いる実験と研究の日本における現状と展望

2025年3月17日(月) 16:40 〜 17:30
第4会場
座長:加藤 総夫(東京慈恵会医科大学・痛み脳科学センター)、城戸 瑞穂(佐賀大学医学部生体構造機能学講座 組織・神経解剖学)
日本解剖学会:学術委員会, 日本生理学会:学術研究委員会, 日本薬理学会:研究推進委員会
科学的目的のために動物を用いて進める研究の必要性は,パンデミックや他家臓器移植,あるいは新規治療法の規制などの新しい医科学問題を解決し立ち向かうためにますます高まっている一方,動物愛護と社会的容認・情報共有の重要性もより強く意識されねばならない.わが国の「動物実験の2006年体制」を支える法律・指針・基準・ガイドラインが揃い,それらをもとにした体制のもとに研究が推進され約19年が過ぎようとしている.この体制の特色は,動物実験を「機関管理」下に推進することであり,そのための体制が整えられて広く普及してきた.現状を振り返って分析し,何が達成され,また,何が今後の課題なのか,社会とともに考えて行くべきこれからの動物実験のあり方を議論する.

[[OD]1PD04-02-2]動物を用いる実験と研究の日本における現状と展望

加藤 総夫1, 城戸 瑞穂2, 柴﨑浩之3, 高田 昌彦4, 岡部 繁男5, 堀 正敏6 (1.東京慈恵会医科大学 医学部, 2.佐賀大学医学部 生体構造機能学講座, 3.文部科学省, 4.大阪大学大学院 医学系研究科, 5.東京大学大学院 医学系研究科, 6.東京大学大学院 農学生命科学研究科 獣医薬理学研究室)
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