セッション詳細
[1S01m]日本学術会議機能医科学分科会 連携シンポジウム「基礎医学研究から拓く次世代ヘルスケア」
2025年3月17日(月) 8:30 〜 10:20
第1会場
座長:上田 泰己(東京大学大学院医学系研究科システムズ薬理学研究室、理化学研究所 生命機能科学研究センター 合成生物学研究チーム)、赤羽 悟美(東邦大学医学部生理学講座統合生理学分野)、南 陽一(東京大学大学院医学系研究科システムズ薬理学研究室)
共同企画:日本学術会議
睡眠は身近であるが謎に満ちた生理現象である。睡眠と健康の問題は密接に関わり合う課題である。たとえば睡眠の悪化は代謝疾患や精神疾患等のリスク因子であり、精神疾患の主要症状の1つは睡眠の悪化である。2010年代に入って、基礎医学的視点から睡眠制御機構の解明が急速に進み、新たな知見に基づく臨床医学への展開が始まっている。また、情報処理技術・精密加工技術の発展に基づく新規測定デバイスの開発と汎化も進み、睡眠の情報を一次予防に役立て、健康維持・増進に役立てる「睡眠健診」の仕組みも現実のものとなってきた。健康の維持・増進を目指す上で、科学的根拠を持った取り組み(エビデンスベースドヘルスケア)が求められている。本シンポジウムでは、基礎医学研究から拓く次世代ヘルスケアを考え、産官学の著名な講演者に「睡眠」を軸にご講演頂く。
[[OD]1S01m-1]Towards Human Systems Biology of Sleep/Wake Cycles: The Role of Calcium and Phosphorylation in Sleep
○上田 泰己1,2,3 (1.東京大学大学院医学系研究科システムズ薬理学教室, 2.理化学研究所生命機能科学研究センター合成生物学研究チーム, 3.久留米大学 分子生命科学研究所)
[[OD]1S01m-3]Life Stages and Sleep: Health Promotion from the Childhood
○永光 信一郎 (福岡大学医学部小児科学講座)
[[OD]1S01m-4]Health Japan 21 (the Third Term) and sleep related efforts
○谷口 倫子 (厚生労働省健康・生活衛生局健康課)