セッション詳細
[1S03m]AMED-CREST/PRIME「ストレス」領域シンポジウム：ストレス研究の新潮流：ストレス応答と病態形成メカニズムの解明へ
2025年3月17日(月) 8:30 〜 10:20
第3会場
座長：中村 和弘（名古屋大学）、増田 隆博（九州大学）
共同企画：日本神経科学学会,
協賛：AMED-CREST/PRIME “Stress” area,
日本生理学会：他学会連携委員会
協賛：AMED-CREST/PRIME “Stress” area,
日本生理学会：他学会連携委員会
生体に対するストレスには、心理ストレス、物理ストレス、生化学的ストレスなどの種類があり、生体応答も多様だが、強いストレスはいずれも病態につながる。そして、ストレスが原因となって生じる疾患は社会的にも問題になっている。現在、ストレス研究は生命科学分野の垣根を超え、新しい操作・計測技術が利用可能となったことで新たな時代を迎えている。特に、ストレスへの応答における分子・細胞レベルの現象と個体レベルの現象とを統合して解析することが可能となり、個体レベルでのストレス応答と病態発症に至るメカニズムを科学的に理解する研究が進められている。本シンポジウムでは、最先端のアプローチでストレス応答と病態形成メカニズムの解明に挑む研究者が最新の研究成果を紹介するとともに、ストレス研究の未来を議論する。
[1S03m-1]DNA damage induced by mechanical stress during brain development and its impact on lifelong disease risk
張 喆菁1, カネラ アンドレス1, 鄒 沛霖1, 竹田 理子1, 岸 雄介2, 古田 貴寛3, 笹沼 博之1, ○見學 美根子1 (1.京都大学, 2.東京大学, 3.大阪大学)
[1S03m-2]Understanding of stress responses at brain border and its potential
○増田 隆博 (九州大学生体防御医学研究所分子神経免疫学分野)
[1S03m-3]Imaging various stress-induced brain metabolic alterations using hyperpolarized 13C metabolic MRI
○松元 慎吾 (北海道大学)
[1S03m-4]Lighting up extracellular signaling dynamics using new genetically-encoded fluorescent sensors
○稲生 大輔 (大阪大学大学院医学系研究科 統合薬理学)
[1S03m-5]Central psychosomatic neural pathway linking psychological stress and cardiovascular diseases
○中村 和弘1, 鈴木 佑治1, 片岡 直也1,2 (1.名古屋大学大学院医学系研究科統合生理学, 2.名古屋大学高等研究院)