セッション詳細
[1S05m]圧刺激がもたらす生体の恒常性維持と臨床応用
2025年3月17日(月) 8:30 〜 10:20
第5会場
座長:森松 賢順(岡山大学 学術研究院 医歯薬学域)、山口 陽平(名古屋市立大学 医薬学総合研究院)
血圧や組織圧などの圧刺激は、生体分子から組織、臓器レベルに至る生理機能の恒常性を大きく変化させることが知られている。近年、それら圧刺激により活性化したシグナル伝達が、がんや心不全などの様々な病的事象を修飾し、それら病態を制御していることが明らかとなってきた。本シンポジウムでは、「どのように圧刺激が生命機能を制御するのか」をテーマに掲げ、最新の圧負荷技術やそれらの技術を応用した研究を基に圧刺激の生理的および病態生理的な側面から議論を進める。圧刺激による生体の恒常性維持メカニズムの解釈にくわえ、圧刺激を応用した治療知見について紹介し、圧刺激の臨床応用の可能性についても議論する。
[1S05m-1]Cellular Dynamics and Response under Various Pressure Conditions
○森松 賢順 (岡山大学学術研究院医歯薬学域)
[1S05m-4]Mechanism of progression in pancreatic cancer regulated by compressive stress
○石原 誠一郎1, 安藤 奈緒美2, 三宅 楓子2, 小林 友香2, 照山 さやこ2, 芳賀 永1 (1.北海道大学大学院先端生命科学研究院, 2.北海道大学大学院生命科学院)
[[OD]1S05m-5]Development of a High Hydrostatic Pressure Device for Tissue Inactivation
○森本 尚樹1, 山岡 哲二2 (1.京都大学大学院医学研究科形成外科学, 2.公立小松大学保健医療学部臨床工学科)