セッション詳細
[1S16a]時間分解能を高めた疾患特異的分化細胞間統合解析とアンバイアスドリバーストランスレーショナルリサーチ
2025年3月17日(月) 13:40 〜 15:30
第16会場
座長:成田 年(星薬科大学 薬理学研究室)、加藤 隆弘(九州大学大学院医学研究院 精神病態医学)
ヒト疾患モデルとしての疾患特異的細胞分化誘導技術の革新により、これまで明らかにすることが困難であった疾患のメカニズムを掴むことが可能となってきた。最近では、ヒト疾患特異的 iPS 細胞やヒトミクログリア様細胞 (iMG) を活用し、病態発症あるいは増悪化の時間軸に従った病態解析や、3D構造や細胞種の特異性を高めた解析にも注目が集められている。さらに、こうした解析より得た疾患特異的候補因子を、遺伝子改変動物を用いたリバーストランスレーショナルリサーチを行うことによって、全身作用をアンバイアスに評価する試みが行われている。本シンポジウムでは、こうした技術応用より得た最新の知見を、本領域の最前線で活躍する研究者を集め、「時間分解能を高めた疾患特異的分化細胞間統合解析とアンバイアスドリバーストランスレーショナルリサーチ」と題して、生物学的な基盤研究から臨床応用戦略まで概説する。
[1S16a-1]Investigating psychiatric disorders through iPS cell technology and disease mouse models
○中澤 敬信 (東京農業大学)
[[OD]1S16a-2]Direct Reprogramming of Peripheral Blood Cells into Neurons
○石川 充1,2 (1.藤田医科大学 精神・神経病態解明センター, 2.慶應義塾大学 再生医療リサーチセンター)
[1S16a-3]Analysis of intractable neurological and psychiatric disorders using comprehensive analysis with differentiated cells derived from diseasespecific iPS cells
○葛巻 直子1,2, 成田 年1,2 (1.星薬科大学 薬理学研究室, 2.国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究ユニット)
[[OD]1S16a-4]Reverse translational research using human blood induced microglia-like (iMG) cells
○加藤 隆弘 (九州大学大学院医学研究院精神病態医学)