セッション詳細
[1S16e]ニコチン受容体を介する生理機能制御における末梢-中枢連関と治療薬開発
2025年3月17日(月) 15:40 〜 17:30
第16会場
座長：内匠 透（神戸大学大学院医学研究科 生理学・細胞生物学講座 生理学分野）、井上 剛（長崎大学大学院医歯薬学総合研究科（医学部） 内臓機能生理学）
共催：公益財団法人喫煙科学研究財団
ニコチン受容体は末梢および中枢神経系に広く分布し、末梢免疫系や腸内細菌叢のみならず、中枢神経系やグリア細胞の機能をダイナミックに制御している。疫学調査において喫煙が生活習慣病や精神疾患と関連していることから、これらの病態におけるニコチン受容体の関与について多くの知見が得られ、ニコチン受容体を標的とした治療薬の開発が注目されている。今回の合同学会では、末梢-中枢連関による生理機能の調節、生活習慣病や精神疾患の病態生理、ニコチン受容体に着目した治療薬の開発などを研究している解剖学者・生理学者・薬理学者から構成されるシンポジウムを企画し、「ニコチン受容体を介する末梢-中枢連関を中心とした精神疾患・生活習慣病の病態解明と治療戦略」を提案する。
[[OD]1S16e-1]Strategies for the treatment of autism spectrum disorders by targeting nicotinic receptors.
○毛利 彰宏1,3, 倉橋 仁美1, 長谷川 眞也1, 國澤 和生1, 鍋島 俊隆2,3 (1.藤田医科大学大学院医療科学研究科レギュラトリーサイエンス, 2.藤田医科大学大学院医療科学研究科健康医科学創造共同研究部門, 3.医薬品適正使用推進機構)
[[OD]1S16e-2]Nicotinic acetylcholine receptor-mediated mechanisms of kidney homeostasis.
○井上 剛 (長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 内臓機能生理学)
[[OD]1S16e-3]Effects of smoking on cerebro-cardiovascular diseases and cognitive function in patients with type 2 diabetes and/or obesity in light of monocyte/microglial function
○浅原 哲子 (国立病院機構京都医療センター)
[[OD]1S16e-4]The effect of chronic activation of nicotinic acetylcholine receptors in the adrenal gland on the neuro-immune system
○安部 力 (岐阜大学)
[1S16e-5]Integrated analysis of the human chromosome 15q13.3 copy number variation model
○内匠 透 (神戸大学大学院医学研究科)