セッション詳細

[2S09a]神経イメージングの最先端

2025年3月18日(火) 13:40 〜 15:30
第9会場
座長:藤山 文乃(北海道大学大学院 医学研究院 )、萩原 明(東京理科大学創域理工学部生命生物科学科)
共同企画:日本顕微鏡学会
脳という不可思議な領域は古くから多くの研究者を魅了し続けてきた。ゴルジ染色法を開発したゴルジは網状説を唱え、一方、カハールはゴルジ染色法を使ってニューロン説を主張し、両者ともにノーベル賞を受賞しました。その後1932年に電子顕微鏡が登場し、シナプスの可視化を含め、神経回路の理解に多大な貢献をした。これらの静的な解析に加え、2000年代に入ると、カルシウムセンサーや膜電位センサーなどのバイオセンサーの登場により、神経細胞やグリア細胞の活動を可視化することが可能になってきた。さらにチャネルロドプシンなどが登場することで、神経回路は観察・測定するのみならず、操作できるものになってきた。このシンポジウムではこれらの歴史をさらに切り開こうとする新進気鋭の研究者たちに講演をお願いしている。最先端の神経イメージングの現在地を是非楽しんでいただきたい。

[[OD]2S09a-1]Multi-cellular dynamics and their manipulation

和氣 弘明1,2 (1.名古屋大学 大学院医学系研究科 分子細胞学, 2.自然科学研究機構 生理学研究所 多細胞回路動態研究部門)
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[2S09a-2]Deciphering Brain Network Dynamics through Next Generation Wide-Field Two-Photon Microscopy with Single-Cell Optogenetics

村山 正宜 (理化学研究所 脳神経科学研究センター 触知覚生理学研究チーム)
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[[OD]2S09a-3]Advanced electron microscopy techniques in understanding synaptic remodeling and neurodegeneration

萩原 明 (東京理科大学)
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