セッション詳細

[2S13a]炎症、疾患と代謝

2025年3月18日(火) 13:40 〜 15:30
第13会場
座長:大和田 祐二(東北大学医学系研究科・器官解剖学)、丸山 貴司(千葉大学)
自己免疫疾患の増悪に寄与するTh17は、糖代謝能が亢進し、自己免疫疾患の抑制に寄与するTregは、脂質代謝能が亢進している。一方、加齢は、糖代謝能の低下やTh17の病原性に寄与しており、自己免疫疾患のリスクであるとも考えられている。加齢に伴い増加する歯周病は、マイクロバイオームと骨吸収、Th17によるクロストークが認められる。これらのクロストークについて、代謝の観点を踏まえた知見が発表された。また、歯周病は心不全のリスクファクターである。心不全の進行には心臓の線維化が生じる事が解っているが、その制御メカニズムについても、代謝が関与している。以上、本セッションにおいては、炎症と疾患について、代謝の観点から紐解く知見を紹介する事で、解剖学と薬理学における分野融合的な研究推進を助力すると共に、新たな治療標的としての代謝について、議論が展開される事を期待している。

[2S13a-1]The role of FABPs in macrophages in diseases

宮崎 啓史, 大和田 祐二 (東北大学大学院医学系研究科器官解剖学分野)
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[[OD]2S13a-2]Fibroblast-specific PRMT5 deficiency and pharmacological PRMT5 inhibiton suppress cardiac fibrosis and left ventricular dysfunction in mice

刀坂 泰史1,2,3, 森本 達也1,2,3 (1.静岡県立大学薬学部分子病態学分野, 2.国立病院機構京都医療センター, 3.静岡県立総合病院)
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[2S13a-3]Role of intestinal microbiota in DNA methylation-mediated T cell senescence and tumorigenesis.

中司 寛子 (千葉大学大学院薬学研究院)
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[2S13a-4]Glycolysis and Th17 cell

丸山 貴司 (千葉大学)
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[[OD]2S13a-5]Fibroblast-Mediated Mucosal Pathology in the Oral Cavity

池内 友子, Belmaliz Cardona Rodriguez, Niki Moutsopoulos (米国国立衛生研究所)
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