セッション詳細
[2S15a]学術変革領域B眠気学領域シンポジウム:眠気をどのように理解するか
2025年3月18日(火) 13:40 〜 15:30
第15会場
座長:丹羽 康貴(弘前大学大学院医学研究科)、坂本 雅行(京都大学大学院生命科学研究科)
共催:学術変革領域B「眠気学領域」/株式会社バイオマシナリー
睡眠は脳をはじめとするさまざまな生理機能を維持するために重要であることが多くの研究から明らかになっている。しかしながら、睡眠をうながす「眠気」の実体およびその生成・解消機構については未だよく分かっていない。そこで私たちは、従来の睡眠研究の枠組みから離れて眠気を科学する「眠気学」を創成するため、2024年度より学術変革領域(B)において「眠気学の創成:眠気の生成・解消機構の解明」を始動させた。本シンポジウムでは、本領域の計画班員がシンポジストとして、睡眠研究の枠にとらわれない最新の研究成果ならびに研究推進を支える最先端の技術開発について紹介をおこなう。また、計画班員だけでなく、著名な睡眠研究者もシンポジストとして招聘する。これにより、睡眠研究と本領域との関連や今後の睡眠ならびに眠気研究の方向性について活発な議論ができるものと期待される。本シンポジウムは、眠気学の紹介にとどまらず、シンポジウム参加者自身の研究の発展につながる有益な情報を提供できるものと期待される。
[2S15a-2]Rational design of fluorescent probes for visualizing intracellular signaling
○坂本 雅行 (京都大学大学院生命科学研究科)
[2S15a-3]Neuronal activity patterns during sleep shape those in subsequent wakefulness
○宮脇 寛行 (大阪公立大学)
[[OD]2S15a-4]Examining the Role of Induced Hibernation-like States in Modulating Sleep Pressure
○櫻井 武, 髙石 裕真, 髙橋 徹, 平野 有沙 (筑波大学医学医療系/国際統合睡眠医科学研究機構棟)