セッション詳細
[3S11a]リハビリテーション ルネサンス
2025年3月19日(水) 13:40 〜 15:30
第11会場
座長：西村 幸男（東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクト）、関 和彦（国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 モデル動物開発研究部）
日本生理学会：国際交流委員会
本シンポジウムでは、脳卒中や脊髄損傷からの機能回復メカニズムと革新的な治療アプローチに関する画期的な研究を紹介します。Vicent Cheung（香港中文大）は、筋シナジーを運動制御の基礎となる個別の運動モジュール理論を提唱し、それが個別化リハビリの予測指標や介入ターゲットとして活用できることを示します。関和彦（NCNP）は、腱移行モデルサルを用いて筋骨格系の長期的変化に対する中枢神経系の適応プロセスについて紹介します。上野将紀（新潟大脳研）脳損傷後の脳脊髄間結合における再編成と機能回復を支える神経基盤と分子メカニズムを議論し、中枢神経系のリハビリにおける標的分子を提案します。。鈴木迪諒（医学研）は、中枢神経損傷後の新たな治療戦略として、脊髄への収束経路の化学遺伝学的活性化を提案します
[[OD]3S11a-1]The Theory of Motor Modularity and Its Relevance to Neuro-rehabilitation
○Vincent C. K. Cheung (The Chinese University of Hong Kong)
[[OD]3S11a-2]Multi-timescale neural adaptation underlying long-term musculoskeletal reorganization
○関 和彦 (国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター)
[3S11a-3]Elucidating the neural and molecular mechanisms of neural circuit reorganization after brain injury
○上野 将紀 (新潟大学脳研究所システム脳病態学)