セッション詳細

[3S15a]GPCR研究の多階層クロストークから創薬を考える

2025年3月19日(水) 13:40 〜 15:30
第15会場
座長:椎村 祐樹(久留米大学 分子生命科学研究所)、山下 哲(和歌山県立医科大学 薬学部)
近年、Gタンパク質共役型受容体 (GPCR) 研究では、低温電子顕微鏡法や1分子イメージング法、光遺伝学など各分野において革新的技術が登場し、大きなブレイクスルーを果たしつつある。またそれらに付随した解析技術の発達は、低分子化合物が、古典的なオルソステリックな作用だけでなく、アロステリック作用や特定のシグナルを優先して惹起するバイアスド作用など、GPCRを多様に制御することが明らかになってきた。そのような背景から、これからの GPCR 創薬では各分野の最新の知見を整理するとともに、単一分野の研究にとどまらない、分子から個体に至るまでの階層横断的な理解が必要であると考えられる。 そこで本シンポジウムは、GPCRの多階層理解をキーワードに、創薬化学、構造生物学、生物物理学、神経薬理学といった多彩な分野で活躍する専門家を迎えて、聴衆も含めてヘテロな集団で構成されるGPCR創薬研究コミュニティの「協奏」を期待する。

[[OD]3S15a-1]Construction of a Drug Candidate Compound Library Based on the 7-Azanorbornane Scaffold and Discovery of Agonists for the Ghrelin and the Opioid Receptors

唐木 文霞 (北里大学薬学部)
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[3S15a-2]Molecular Basis of GPCR Ligand Binding Revealed by Cryo-EM Structural Analysis

Dohyun Im (京都大学)
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[3S15a-3]Dynamic Organization of G-protein Coupled Receptor on the Plasma Membrane Revealed at the Single-Molecule Level

笠井 倫志 (国立がん研究センター研究所)
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[[OD]3S15a-4]Analysis of the Role of Orexin Receptor Signaling in Animal Behaviors by Methods for Manipulating GPCR-mediated Pathways in Freely Moving Mice

山下 哲1,2 (1.和歌山県立医科大学・薬学部, 2.鹿児島大学大学院・医歯学総合研究科)
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