セッション詳細

[3S16m]運動発達の神経生理基盤

2025年3月19日(水) 8:30 〜 10:20
第16会場
座長:吉田 さちね(東邦大学医学部)、中井 信裕(神戸大学大学院医学研究科)
幼若哺乳類の運動発達では、反射から始まり、単純な体の動きを経験し、次第に複雑な随意運動を行えるようになる。発達過程において各運動動作の出現タイミングがよく知られており、ヒトでは乳幼児の発達指標や行動異常のスクリーニングに用いられている。しかし、各動作の持つ意味やそれを支える神経生理基盤には未解明な部分が多く、自発的な運動発達に介入することは難しい。本シンポジウムでは、行動学、生理学、神経科学を用いた仔、成体マウス研究(吉田、中井)から運動発達に関する基礎知識を深め、ヒト乳幼児を対象とした筋骨格シミュレーションによる運動発達モデルや小児理学療法(運動発達支援)に向けた運動計測研究(金沢、儀間)によって応用展開を議論する。本シンポジウムを通じて、運動発達に関する多角的な討議を促し、分野横断型の新しい実験アプローチの創成に寄与することを目指す。

[[OD]3S16m-1]Alterations in activity levels induced by somatosensory stimulation in mouse pups

吉田 さちね1, 船戸 弘正1,2 (1.東邦大学医学部, 2.筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構)
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[3S16m-2]Cortical network dynamics at locomotion onset in a mouse model of neurodevelopmental disorder

中井 信裕 (神戸大学)
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[[OD]3S16m-3]Neurological development from spontaneous movements in early human development

儀間 裕貴 (東京都立大学)
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[3S16m-4]Emergence of information structure in sensorimotor interactions during early human development

金沢 星慶1,2 (1.東京大学大学院 情報理工学系研究科, 2.科学技術振興機構)
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