セッション詳細

[S14]精神科医療機関における多剤による不適切処方の問題点と改善方法

2026年10月30日(金) 13:10 〜 15:10
第9会場(ライトキューブ宇都宮 1F 107+108)
オーガナイザー:加藤 剛(所沢慈光病院薬剤部 / 一般社団法人所沢市薬剤師会 / 所沢市健康増進連携推進協議会)
座長:古郡 規雄(獨協医科大学精神神経医学講座)、吉尾 隆(公益財団法人 住吉偕成会 / 昭和医科大学薬学部病院薬剤学講座)
不適切処方は有害事象発現のリスク増大、服薬アドヒアランスの低下、残薬増加などのポリファーマシーの要因のひとつである。種類や用量増大に伴い副作用リスクが上昇すると報告されており処方適正化が評価されている。薬物療法を最適化する際、処方適正化(用法の単純化など) とともに相互作用を考慮した血中濃度測定による医薬品の適正使用が重視されている。さらに、抗精神病薬による心血管系疾患も知られており血液検査も必要である。精神科病院入院患者の高齢化がすすんでおり身体合併症が増加している。精神科病院ではその発見は遅れることが多いことが指摘されている。そのため、がんが発見された時には、すでに終末期であることがしばしば経験される事例もある。また、地域における医薬品適正使用に関する薬剤師の介入で医師会、薬剤師会、行政、大学が連携し、ポリファーマシーや重複処方の是正による薬物療法の質の担保を行った事例についても報告する。

[S14-1]精神科領域における薬物血中濃度測定の有用
― 多剤による不適切処方の改善に向けて ―

*赤嶺 由美子1 (1. 秋田大学医学部附属病院)

[S14-2]抗精神病薬処方と血栓塞栓症の発症

*渡邊 真知子1,2,3 (1. 帝京大学, 2. 東京大学薬学部, 3. 鈴木慈光病院薬局)

[S14-3]苦痛を訴えられない精神疾患患者の現状と緩和ケア
―これまでの経験から思うこと―

*細木 加寿子1 (1. 医療法人精華園 海辺の杜ホスピタル)

[S14-4]四者(医師会、薬剤師会、大学、行政)連携による服薬適正化事業
~重複服薬の状況を中心に~

*加藤 剛1,2,3 (1. 所沢慈光病院薬剤部, 2. 一般社団法人所沢市薬剤師会, 3. 所沢市健康増進連携推進協議会)

[S14-5]多剤処方の現状と問題点

*樋口 久1,2 (1. 幸悠会認知症治療研究センター, 2. 鈴木慈光病院)

総合討論