セッション詳細

[S7]認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する漢方治療の再考
~エビデンスをふまえた抑肝散証のアップデートと次なる一手の提案

2026年10月30日(金) 8:40 〜 10:40
第9会場(ライトキューブ宇都宮 1F 107+108)
オーガナイザー:山田 和男(東北医科薬科大学医学部精神科学)
座長:神庭 重信(飯田病院 / 日本うつ病センター)、堀口 淳(島根大学)
認知症の行動・心理症状(BPSD)の治療においては、抑肝散の有用性に関するエビデンスが知られており、実臨床においても広く用いられている。一方で、抑肝散が効果的ではない症例や、偽アルドステロン症などの副作用を認める症例も散見する。抑肝散が無効または副作用のために服用できない場合には、抗精神病薬などの向精神薬に切り替えるという選択肢もあるが、抗精神病薬の服用によって死亡率が上昇するという報告もある。そこで、BPSDに対して、伝統的漢方治療である随証治療を実践することにより、適切な漢方薬によってBPSDの治療を行うことを提唱したい。BPSDを随証治療という側面から見た場合、抑肝散以外にも、さまざまな漢方方剤が治療薬の候補に挙がる。今回、企画するシンポジウムにおいては、抑肝散ではうまく治療できない、または副作用が問題となる場合に、次の一手をどう打つべきなのかについて、随証治療の立場から議論したい。

導入

[S7-1]BPSD治療における抑肝散の位置づけ

*門司 晃1 (1. 慈光会若久病院)

個別質疑(Q & A)

[S7-2]抑肝散以外の認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する漢方治療

*中江 啓晴1 (1. 済生会横浜市南部病院 脳神経内科)

個別質疑(Q & A)

個別質疑(Q & A)

[S7-4]実際に漢方薬を処方するさいの注意点について

*山田 和男1 (1. 東北医科薬科大学医学部精神科学)

個別質疑(Q & A)

[S7-5]神経炎症・グリアから紐解く抑肝散の可能性

*橋岡 禎征1 (1. 旭川医科大学精神医学講座)

個別質疑(Q & A)

総合討論

総括