第16回バイオ関連化学シンポジウム

第16回バイオ関連化学シンポジウム

2022年9月10日〜9月12日ハイブリッド開催(名古屋大学/オンライン)
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[1B-02]FcγRIIIa受容体の固定化系と溶液系における抗体認識機構の解明

*長門石 曉1,2、木下 清晶3、黒田 大祐3、小菅 啓史3、木吉 真人4、石井 明子4、寺尾 陽介5、井出 輝彦5、津本 浩平1,2,3(1. 東京大学医科学研究所、2. 医薬基盤研究所、3. 東京大学大学院工学系研究科、4. 国立医薬品食品衛生研究所、5. 東ソー株式会社)

キーワード:

抗体、蛋白質エンジニアリング、分子動力学

我々はFc受容体の1つであるFcγRIIIaをリガンドとしてカラムに固定化されたFcRカラムに着目した。物理化学的相互作用解析の結果、SPRにおけるFcRリガンドの固定化系と、ITCにおけるFcRリガンドの溶液系では、IgG-Fcに対する分子認識機構が異なることが示唆された。分子動力学計算の結果、FcRリガンドの動きに制限をかけた場合と、制限をかけていない場合において、FcRリガンドの抗体認識部位近傍のコンフォメーションに差異が生じることが明らかとなった。