[1B-02]FcγRIIIa受容体の固定化系と溶液系における抗体認識機構の解明
*長門石 曉1,2、木下 清晶3、黒田 大祐3、小菅 啓史3、木吉 真人4、石井 明子4、寺尾 陽介5、井出 輝彦5、津本 浩平1,2,3(1. 東京大学医科学研究所、2. 医薬基盤研究所、3. 東京大学大学院工学系研究科、4. 国立医薬品食品衛生研究所、5. 東ソー株式会社)
キーワード:
抗体、蛋白質エンジニアリング、分子動力学
我々はFc受容体の1つであるFcγRIIIaをリガンドとしてカラムに固定化されたFcRカラムに着目した。物理化学的相互作用解析の結果、SPRにおけるFcRリガンドの固定化系と、ITCにおけるFcRリガンドの溶液系では、IgG-Fcに対する分子認識機構が異なることが示唆された。分子動力学計算の結果、FcRリガンドの動きに制限をかけた場合と、制限をかけていない場合において、FcRリガンドの抗体認識部位近傍のコンフォメーションに差異が生じることが明らかとなった。
