講演情報

[P122]細胞間情報伝達分子の捕捉を原理とする黄色ブドウ球菌のクオラムセンシング阻害

*稲垣 瑠妃1、立見 尚也1、奈須野 恵理2、加藤 紀弘2 (1. 宇都宮大学大学院地域創生科学研究科、2. 宇都宮大学工学部)

キーワード:

クオラムセンシング、細胞間情報伝達分子、細菌感染症、水晶振動子マイクロバランス

本研究では、抗生物質を用いずに細菌感染症を予防する新手法として、黄色ブドウ球菌の細胞間情報伝達機構クオラムセンシング(QS)の抑制法を提案する。複数の病原性遺伝子の発現が、細胞間情報伝達分子(AIP)を介し集団として制御されていることに注目した。菌体外に放出されたAIPを捕捉しQSの不活性状態を維持する。本研究ではAIPの捕捉に適した高分子膜をスクリーニングし、そのQS阻害効果を評価した。