講演情報

[P148]水性二相系を用いたシェル型タンパク質液滴の形成条件

*林 夢乃1、藤瀬 優介1、鈴木 勇輝1、湊元 幹太1 (1. 三重大学大学院工学研究科分子素材工学専攻)

キーワード:

水性2相系、ミクロ液滴、細胞内コンパートメント

PEGとDEXの水性2相系(ATPS)内においてタンパク質ベースの微小液滴を顕微鏡で観察した。一部が蛍光染色された球状タンパク質γ-グロブリンは、殻の形をとって、PEG/DEX分離相をカプセル化する微小液滴を生成した。このようなシェルタイプの液滴は、純度の低いOVAや酢酸緩衝液、炭酸水素ナトリウム緩衝液などを使用した場合にも観察された。これはシェルタイプの微小液滴の形成がタンパク質溶液の純度やpHに依存することを示唆する。